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Zwibel Stangen brot


このパンは長いですよぉ~!

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なんと全長が55cmもありました(汗)。

バゲットのようですが、名前をStangen・brot(シュタンゲン・ブロート)と申します。

ドイツ語でStangeとは細長い棒のこと。

そして生地の中にロースト玉ねぎが入っているので、名前の最初にZwibel (玉ねぎ)が付いています。

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これがねぇ~。
ドイツのパン屋さんのパンなのですが、なかなかイケルのですよん♪

外側はパリッとして、中の生地のふわふわしたやわらかな食感が、下手にBagetteを買うよりも、失敗がありません。

実はドイツのパン屋さんにおいて、StangenbrotとBagetteの違いが、イマイチ、よくわかっていないのですけれど…(汗)。

そして、お教室でも四つ編みパンを作るときには、ロースト玉ねぎを加えるのですが、玉ねぎの風味が加わると、パンのお味に深みが増すようです。

あ~、ついつい食べ過ぎちゃうなぁ~(笑)。

でもちょっと胃袋を調整しつつ…。

明日から一週間ほど、フランスのほうへ出かけてきますので、ブログの更新はお休みです。

私にとってフランス旅行の楽しみは、何と言ってもパン屋さん!

世界遺産や有名美術館よりも、わくわく、ドキドキしてしまうのは、おいしいパンに出会えること…。

そんな期待に胸を膨らませつつ、行ってきますね♪



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by milkieko_cafe | 2010-03-24 11:18 | パン

Makochann@Sweet・うさぎのケーキ


突然、Makochannがうさぎのケーキを作りました。

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生地はチョコチップ入りのバターケーキです。

周りに生クリームでデコレーションをして、うさぎ、卵、土台の部分を描き、目にはマーブルチョコを飾りました。

ドイツでは野良猫の代わりに、あちらこちらで、野うさぎをよく見かけますが、うさぎは子だくさんなので、復活祭のシンボルとしてこの時期によく登場しています。

でもドイツの野うさぎたちは茶色い毛並みに黒い目をしていて、日本のような白い色に赤い目のうさぎは、野うさぎとしては見たことがありませんねぇ~。

そしてこのうさぎのケーキは、先月末に二男が二十歳の誕生日を迎えたので、ささやかながら、弟に捧げるバースデーケーキとなりました。


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by milkieko_cafe | 2010-03-22 09:32 | Makochann@Sweet

ベルギー風ワッフル


先日、日本へ本帰国をされたEさんが、お教室に置いていってくださったのが、こちらのワッフルメーカーです。

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以前、お教室で一緒にワッフルを作ったときに、Eさんがすぐに即断で購入されたワッフルメーカーでした。

生イーストで作るベルギー風ワッフルは、卵とバター、粉、はちみつ、牛乳で生地を作り、周りにはあられ糖をたっぷりとからめてから焼きます。

すると、あられ糖が焦げた香ばしさと、生地のサクサク感があとを引いて、ついつい止められなくなってしまうおいしさは、実はお教室の中でも一押しのメニューのひとつ。

ところがワッフルメーカーを持っていないと作れない…というのが難点。

でもこの時のEさんの購入の決断は早かったですねぇ~(汗)。

そんなEさんのワッフルメーカーは、鉄板の長方形の形が本場、ベルギーと同じ。

生地は丸めてからセットするので、焼きあがったあとは丸い仕上がりになりますが、デコボコ部分が大きくって、生地に厚みがでた焼き上がりは、もう本場のベルギー風ワッフルそのものです。

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もちろんお味は保証付き♪

私が今まで使っていたワッフルメーカーはクローバー型をしていて、鉄板部分の取り外しができず、洗うことができないため、もうかなり年期が入っておりました。

そろそろ新しいワッフルメーカーに買いかえたい…と考えていたところでもありましたので、今後はこちらの器械にシフトさせて頂くことにいたします。

しかも一回使うごとに洗うことができるので、末永くお付き合いができそう…。

うふふ♪
ベルギー風ワッフルはおいしいですよぉ~!

お教室のリクエストをお待ちしておりますね。


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by milkieko_cafe | 2010-03-21 07:43 | お菓子

マニア


JALの飛行機に乗って、日本から二男が里帰りして来ました。

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フランクフルト空港の展望台で、次から次へと飛行機がやってくる滑走路を間近に見ていると、夕方の到着便の多さにはびっくりします。

しかもどの飛行機も滑らかに降りてきて、すごい!

そして到着予定より10分ほど遅れて上空からやってきた飛行機は、JALという表示は見当たらず、代わりにONE WORLDという文字を掲げてやってきました。

もうすぐ久しぶりに再会できるうれしい気持ちが先行して、なんだかとってもわくわくする瞬間です。

そんな待ち時間に非常に興味をもったのは、私たちの前に座っていた恰幅の良いおじ様方。

机の上には、双眼鏡と望遠鏡が置いてあり、飛行機がやってくる度に双眼鏡をのぞき、滑走路を走る飛行機を望遠鏡で追いかけて、なにやら仕切りにメモをとっているんです(汗)。

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実はONE WORLDの看板を背負った飛行機がJALだとは気がつかずにいたところ、こちらのおじ様が親切にも「あれがJAPANの飛行機だよ」と教えてくれたんですよ。

これはかなりくわしいですぞ。
どうやら、その道に精通しているマニアと呼ばれる方々なのですね(笑)。

そんなマニアの意味を辞書で調べてみると、「ある物事に熱中している人」「熱中者 熱狂者」。
その関連語には、きちがいという言葉もありました。

でも私。
結構、好きなんですよ。マニアという人たちが…(汗)。

特に専門分野にはこだわりません。
そのマニアの人たちに、とても好感がもてるんです。

そう。
ひとつのことにきちがいのように夢中になれる…その心意気が好きなんです。

思えば、私もパンきちがいの一人ですからねぇ~。
なんだか相通じるものを感じてしまうのかなぁ~(笑)。

きっとこのおじ様方に、飛行機のことを語らせたら、意気揚々といつまでも楽しそうに話されるのでしょう。

おじ様方が飛行機を追い続ける後姿を眺めながら、ふと、そんなことを感じていました。

私もパンのことを話し始めたら、本当に止まりません(汗)。
でもそんな時の自分は、不思議にとても楽しくって、決して嫌いではないんですよ。

皆さんがもっているマニアックな心、大切に育ててみてくださいね。



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by milkieko_cafe | 2010-03-18 07:29 | あれこれ

炭火でクロワッサン


以前、訪れたパリのパン屋さんの中に、スペイン釜でパンを焼いているお店があって、そこの香ばしいクロワッサンの香りが、いまだに忘れられずにおりまして…。

そこで、おうちカフェの時に使う蓋付きグリルはどうでしょう?

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蓋と温度計が付いているので、これでパンが焼けるかも…と、使用するたびに思っていました。

だって、炭火の力ってすごいですよね。
お肉もお魚も電気調理器具で焼いた時よりも、数倍、旨みがUPしちゃう。
炭火で焼くだけで、素材の力を引き出してくれるのですから、パンだって絶対においしくなるはずですよぉ。

そこで先日のおうちカフェでグリルを使った際、用意しておいたクロワッサン生地を余熱で焼いてみたんです。

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と、ところが~!!!

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ご覧のとおり、下側が真っ黒焦げ…(汗)。

それもそのはず。
だって下火しかないんですものねぇ~。

オーブンのように両面、こんがりと焼けることなど、あり得ないはずなのに、実際にやってみるまでは、その事実にまるっきり気がつかないという、相変わらずの浅はかさ…(泣)。

しかも予想温度よりも表示されていた温度が低かったようで、生地にパリッと感が足りなかったので、最後はオーブンで少し焼きこむ始末…。

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そんなクロワッサンは、下側が焦げてしまったときに、慌ててひっくり返したので、ぷっくりと上に膨らむ部分が押しつぶされちゃいました。

あ~、かわいそう~。

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それでもカフェのお手伝いをしてくれた優しいおケイちゃんとおっきぃさんは、風味はいいですよぉ~と慰めてくれたのですが、それは単にフランスバターを使用したからに違いない。

う~ん。今回は炭火の効果を引き出すことができずに残念。

そこで次回は、クロワッサン生地の形を変えて、リベンジ宣言です!

だって、常連さんのマリちゃんに食べて欲しいんだもん♪
いつの日か、おうちの炭火でクロワッサン作り…成功すると良いなぁ~。


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by milkieko_cafe | 2010-03-17 01:27 | パン

第6回 おうちカフェ


三月のおうちカフェのメニューのご紹介です!

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今月は3組、8名様のお客様をお迎えしました。

まずはあさりとにじますのポタージュです。

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魚貝から抽出されたエキスが良いお出汁となって、ミニアスパラと空豆が緑のかわいいアクセントになりました。

こちらに添えた手作りパンは、ブリオッシュ、マスタードエピ、ショコラブレッドの三種類です。

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そしてメインのおとなのお子様ランチは…!

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緑の葉っぱに、グレープフルーツとりんごを組み合わせたサラダは、ピンク色の桜マヨネーズが春の予感を感じさせてくれます。


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牛フィレ肉と鴨、鶏肉は炭火で焼いてから、赤ワインソースで煮込みました。

実はこれらのお肉は、かぼちゃの種入り手作りのライ麦パンの上に乗っていて、これだけでもボリュームがたっぷりなのですが、その脇には旗付きのサフランライスも付いてきます。


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そしてかじきマグロと海老のロール巻きは、オリーブ油で焼いたズッキーニの上に乗せて…。

そう。和食の料理人であるパパシェフの範疇を超えた創作イタリアンを思わせるお料理が、今回の見どころかしら…。

それからデザートはMakochannのモカエクレアとさっぱりしたお味のスワン。

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あっ、今回、スワンのお顔がネッシーのようだったので、勝手に恐竜スワンと呼んでしまったのですが、なかなか愛嬌があってかわいいでしょう~?(笑)


いかがでしたか~?

三月も半ばにさしかかるというのに、まだまだ冷たい雨の降るお昼のひと時。
皆様の楽しいおしゃべりに、お料理が花を添えることができたのなら、本当にうれしいです。

と言うのも、おうちカフェで過ごす時間は、大好きな人や大切なご友人方と一緒に、お料理を食べながら、のんびり、ゆっくりとおしゃべりを楽しんで頂く…そんな素敵な空間作りを目指しているのですから!

今月もご来店の皆様に感謝しつつ、またのご来店をお待ちしておりますね♪


おうちカフェ
こちらは完全予約制。
ご興味のある方はぜひご一報くださいね。
(連絡先はこちら→Kieko1224@yahoo.co.jp)
くわしいインフォメーションをご案内させて頂きます!



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by milkieko_cafe | 2010-03-16 05:48 | おうちカフェ

チャバッタ


こちらはMakochannのお店で作っているチャバッタです。

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何でも来客用にお店でたくさん用意をしたらしく、余っていたので持ち帰ってきた、とのことだったのですが、おうちに着いた頃は、まだほんのりとパンに温もりを感じるくらいのフレッシュさでした。

生地の中にはオリーブとドライトマト、そしてFetakäse(フェッタケーゼ)=山羊のチーズが入っています。

この山羊のチーズは熱に融けづらく、形が残りやすいの特徴なのですが、なんせ匂いが気になるものですから、好きか、嫌いかの好みは分かれるところ…。

でもこうして香りの強いほかの材料と一緒に加えてあげると、それほど匂いも気にならず、ドライトマトの塩気があって、全体にお味がしっかりとした、おいしいパンでした。

ただ、欲を言えば、もう少し大きな気泡があっても良かったかな…と…(汗)。

チャバッタ(Ciabatta)はイタリア語でスリッパを意味する、北イタリアが発祥のパンですが、オリーブ油を使ったリーンな生地の配合で、表面はパリッ、中はもちもちっとした食感が特徴で、実は生地の中に大きな気泡を含ませるのが、なかなか難しい…と言われているんです。

そういう意味では、ドイツらしいドイツのチャバッタと言えるのかも知れませんねぇ~(笑)。


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by milkieko_cafe | 2010-03-13 07:50 | パン

Makochann@SweetのNußknacker


Makochannがお店で作っているというNußknackerの登場です!

カラメル部分は生クリームとバター、お砂糖、はちみつという危険な組み合わせ。

あんこを炊くときに使う銅鍋を使って、ハーゼルナッツを炒ってから、カラメルをからめました。

よくよく見ると…ね。

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一番下がチョコレート、次がクッキー生地、そしてハーゼルナッツのカラメルが乗っかっているんですよ。

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ちなみに、細長いほうはナッツとカラメルだけを固めたものですが、やはり円形のチョコレート&クッキーと合体していたカラメルナッツのほうが、食感も後を引いて、手にベトベトつくストレスも少ないし、食べやすくっておいしいですねぇ~♪

ところで私はナッツが上面だとばかり思っていたのですが、実は正式には裏側が表面とのことで、つまりは写真撮影もこちらが正解だと言うのですよ(汗)。

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えっ~! なんだか嘘っぽくなぁ~い?

ナッツが上を向いていたほうが、断然、おいしそうに見えるのにぃ~!!!

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こちらの小さいサイズは直径3cmくらいなのですが、お店で作るNußknackerはこの三倍くらいの大きさ、というのですから、本当にドイツ人は、何でもビックサイズがお好きですねぇ~(冷汗)。

小さいサイズでも一口食べたら、もう大満足のNußknackerでした。


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by milkieko_cafe | 2010-03-10 05:20 | Makochann@Sweet

タルト・タタン


金曜日のお菓子教室は、りんごを使ったケーキでよく聞く名前のタルト・タタン(Tarte Tatin)を作りました♪

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こちらはタタン姉妹が、いつものりんごのタルト作りの工程を間違えて、それでもそのまま焼いてみたら、とってもおいしくできあがった、という実話から生まれたタルトなのですが、りんご、お砂糖、粉、バターのみのシンプルな材料で作るので、素朴で簡単なお菓子…と思いきや、実はおいしく仕上げるためには、ちょっとした工夫やひと手間が必要でした。


まずは大量のりんごの皮と芯の部分を切り落とし、りんごを二つに切り分けます。

今回は10個のBraeburnを用意し、実際には9個を使用しました。

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ちょっとA先生の手元にご注目~!
先生が持参したピーラーは、日本の物とは形状が異なり、ドイツ仕様の形です!

りんごの準備ができた頃に、ステンレスのお鍋にカラメル用のグラニュー糖を入れて、強火にかけます。

通常、カラメル作りは少量のお水を加えるもの、と思っていたのですが、なんとお水は入れずにそのまま直火にかけ始めました。そのほうが早くお砂糖がカラメル化するのだそうですが、少しドキドキっ…。

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しばらくするとお砂糖が溶けて、液体になってきました。

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少しずつ色付いてきます。
が…混ぜるのは全体に色がしっかりとついてから。

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この時、カラメルを苦味のある濃いお味にしたければ、色づけにこだわってしっかりと焦がし、甘さを重視したければ、あまり焦がさずに、うすい色の段階になったところで次の作業へ移ります。

少し濃い目の色が付いたところで、バター投入(汗)。

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バターが溶けたら、先ほどのりんごを縦に並べていきます。

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びっしりと敷き詰めてから、途中、上下を返し、しばらくするとりんごとりんごの間に隙間ができてくるので、そこへまたりんごを詰めていく…という作業を繰り返すと、最終的には9個から10個の二つ割のりんごが仲良くお鍋の中に並んでしまうんですよ(汗)。

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その後、鍋のまま180度のオーブンへ入れて、約30分ほど、りんごを焼きこみました。

その間に小麦粉の上にさいの目に切ったバターをのせて、そのまま冷やしておいたボウルを冷蔵庫から取り出し、まずはバターを細かく割きつつ、周りの粉をつけるようにまぶして、サラサラの状態にします。

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この作業は手の冷たい私にとっては、案外、やりやすい作業なのですが、手が温かい人の場合には、バターがどんどんやわらかくなって、やりづらいんですよね(汗)。

その場合の対策として、とにかく作業前に手も冷やしておくことなんだそうです。

そして同じように溶いて冷やしておいた卵液を一度に加え、カートを使って練らないように混ぜ合わせました。

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完全に粉とバターが混ざりきらず、ザラザラしたままでOK。

これで練りこみ生地のパート・ブリゼが完成です!

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こちらはラップに包み、冷蔵庫で2時間以上は冷やしておかなければならないので、前日に作っておくと作業が楽に進みそうです。

そこで時間短縮のため、A先生があらかじめ作ってくださった生地を使い、厚さを5㎜に伸ばしていきました。

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ここでまたまた台の上にご注目~!
生地の横にある二つの棒は5㎜幅の角材なのですが、これを置き、生地にめん棒をかけてあげれば、厚さが均等に揃う、というわけ!

18cmの丸型に切り込みを入れ、フォークで空気穴を作り、生地は180度のオーブンで20分ほど焼きます。

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一方、焼きこんだりんごは底が外れる18cmのケーキ型の側面を使って、中央によせて生地の大きさと合わせて冷やしておきます。

これはA先生が工夫されたオリジナルの小技。

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その際、余分なシロップは取り出して、さらに少し煮詰めておきます。

ではパート・ブリゼが焼きあがったところで、いよいよ合体しましょう~!

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まずは側面の型をつけたままりんごをひっくり返して、その上に練りこみパイを置き、さらにひっくり返す…という作業を繰り返します。

本当は冷めてからの作業のほうがやりやすい、とのことでしたが、この工程中、思わず一連のA先生の作業に見とれてしまい、気がついたらすっかり写真を撮ることを忘れてしまっておりました…(汗)。

そして上面に煮詰めておいたシロップをハケでぬり、照りを出したら、完成で~す♪

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このタルト・タタン。
実は温かいうちに頂くのが旬。

そう。まるで焼きりんごを食べる感覚なのですね。

なので賞味期間は短くて、下のパイ生地にりんごの汁がしみこまないうちがおいしく頂けるとのこと。

冷めたら少し温めてから召し上がるのも良いようですよ。

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うふふ♪
りんごの酸味が利いていて、素朴なお味はおいしいです♪

これは焼きりんごが大好きな主人の大好物になりそうだわぁ~。


と言うわけで…。
このタルト・タタンは、りんごのタルトを作っていて、うっかりタルト生地を入れ忘れてしまったので、後から生地をかぶせて焼いて、逆さにしてみたら、底にたまったできたカラメルがりんごに染み込んで、香ばしいすてきなお味に仕上がっていた、という失敗から生まれたもの。

そして上述のタタン姉妹が、パリ南方のソローニュ地方にあるラモット・ブーヴロンでホテルを経営していたのは、19世紀後半のことですが、今でもHOTEL TATINはこの街に現存しています。

当時、料理を担当していたお姉さんのステファニーは料理の達人とまで呼ばれるほどの腕前で働き者。妹のカロリーヌは親切で美しく、世話好きだったので、レストランの給仕係をして、「ソローニュの女王様」というあだ名をつけられているほどの人気者だったのだそうです。

こちらのホテルのHPにはお二人の顔写真もでていました。

この地方では、タタン姉妹のお話は伝説のように語り継がれ、タルト・タタンは家庭料理として、今でも引き継がれているのだそうです。

りんごのおいしい秋から冬にかけて、ぜひ作って食べたいタルト・タタン。

こちらは主役のりんごか味の決め手となりそうですね~。


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by milkieko_cafe | 2010-03-07 12:39 | お菓子

鶯ボール


こちら、「鶯ボール」と言うお菓子なのですが、なんと、私は今日が初めてのご対面。

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実は先月のお教室でKさんとIさんとブリオッシュを作ったとき、四国出身のKさんが何を思ったのか、できあがったブリオッシュを見て、この鶯ボールを思い出した…と突然、おっしゃったのですよ(笑)。

ところが関東出身の相方Iさんも私も、聞いたことないお菓子名にまるっきり、リアクションがゼロで、少し冷ややかな反応だったみたい…(汗)。

その態度がKさんを一層、驚かせてしまったようで、今日のお教室では、私たちために貴重な現物を持ってきてくださった、というわけなのです。

鶯ボールは関西地方に地盤を置く植垣米菓株式会社(うえがきべいか)のロングランヒット商品で、Kさんの住む地域では、どこのスーパーでも当たり前のように売っている身近なお菓子のひとつ。

なんと戦前から存在する商品で、当時は爆弾ボールとか肉弾ボールという名前で販売されていたのだとか。
その後、終戦後は時代にふさわしい名前として、形が梅の花に似ていることから、梅に鶯と説いて、鶯ボールと商品名が変わったようです。

そして関西では、知らない人がいないほど、みんなに親しまれている米菓だったのですねぇ~!

そこで今日の午後は同じく関東出身のA先生と、タルトタタン作りのお教室だったので、お菓子作りの合間に二人で初体験の鶯ボールを仲良く頂きました。

サクッとひなあられのような軽い食感で、かりんとうのような甘いシロップが一粒ずつ、丁寧にかかっています。
うん、これはおいしいです♪

Kさんの言うとおり、食べ始めたら止まらなくなってしまう理由がよくわかりますよ(汗)。

ただし、この鶯ボールからどうしてブリオッシュを連想されたのか…は、いまだに疑問点のひとつではあるのですが…。(笑)

でも、これもドイツに住んでいるからこそ、出会えたお味のひとつ。
これからは、ブリオッシュを作るたびに、この鶯ボールとKさんが頭に浮かんできそうです(笑)。


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by milkieko_cafe | 2010-03-06 08:57 | お菓子