芋甘納豆
こちらは鹿児島産「芋甘納豆」です♪
いつもお世話になっているTさんから、帰省したお土産に頂いたのですが、実はこれは出発前のお約束の品。
と言うのも、この芋甘納豆はTさんのお姉様が、小さな工房を自宅脇に建てて、お一人で作業をしながら即売所に出店している手作りお菓子のひとつなんです。
パッケージも思わず手にとってしまうかわいらしさですね~♪
裏のシールにも商品名等がきちんと記されていて、Tさんが謙遜されておっしゃるお姉様の老後の楽しみというよりは、真摯に本格的に取り組んでいる姿が伺えます。
そしてなにより、中に入っているお芋がねっとりとしていて、なんとおいしいこと!
それでも飛行機等の移動中に、お砂糖が溶けてしまったことを心配したTさんが、お姉様から秘密のアドバイスを頂いたので、一口、頂いたあとは、100度のオーブンでファンを回し、お芋を天板に並べて、30分ほど焼いてみたのです。
すると、ちゃ~んと再生してきました!
白いお砂糖が姿を現し、お芋の周りについていたシロップが乾燥してきたのです。
そして熱々のお芋…これがまた、ほっこり、ねとっ~として、う~ん、おいしい~♪
冷めたときよりも、お砂糖の甘さは引き立ってしまうけれど、熱々の食感が、ドイツでは決して味わうことのできない、日本のおいしいお芋そのものだったのです!
これが本当の さ・つ・ま・い・も (笑)。
薩摩芋は鹿児島では日本全国の四割を産するのだそうですが、もともとは沖縄から渡ってきた歴史を考えると大きくうなづけますね。
そしてお教室が終わったあとは、ひとりでほうじ茶を飲みながら、おいしい芋甘納豆を頂き、しばし至福の時を味わいました。
本当はパンのためにお芋を使いたい…という話から、ここまで進展したはずのお姉様の手作り芋甘納豆でしたが、どうやら試作をする前に、私の胃袋の中に全部、納まってしまいそうです。ごめんなさい(笑)。
by milkieko_cafe | 2009-12-02 16:27 | お菓子