スモークバター
以前、初めて海草入りのフランスバターを頂いて、感激してから間もない中、今度はスモーク入りバターを頂く機会に恵まれました♪
こちらは頂いた情報によると、ブルターニュの伝統的手作りバター「ラ・フロマージェ・ジャン・イヴ・ボルディエ」の商品です。
今では機械製造で作るバターが主流のなか、こちらのバターは手作業の工程を残し続けている貴重なお店。
牛乳を遠心分離でクリーム状にし、時間をかけて攪拌、その後、手作業で練りの作業を行い、仕上げに叩いて形を整える…。
よくよく見ると、バターの表面にプツプツとした水滴のようなものが見られるのですが、これが「バターの涙」と呼ばれるバターの中に閉じ込められた余分な水分なのだそうです。
そしてこちらの新商品がスモークされた有塩バターのブール・フュメ(Beurre Fumé)でした。
うふふ♪
お味がですねぇ~。
燻製の香りというか、ベーコンやスモークサーモンを食べたときに残る味がするというか…、少し塩気がきつい感じはしますが、まったりとしたバターにはよく合っています。
これは全粒粉が多く入った黒いパンよりは、シンプルな白パンで味わいたいバターかな…。
そして右側は前回、頂いた海草入りバターよりもさらに海の香りがするブール・ダルグ(Beurre d’algue)です。
どちらのバターも全粒粉を少しだけ加えたBrötchen生地のパンにたっぷりとつけて味わいました♪
今回のような特別なバターを頂くときは、パンよりもバターが主役。
こんなときこそ、控えめなお味の手作りパンに限りますね(笑)。
by milkieko_cafe | 2010-03-03 07:00 | あれこれ