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生け花教室

今日は初めて市民講座の生け花教室に参加してきました。

えっ? なんで今さら、お花の世界…?
と、大変、恥ずかしい話なのですが、生け花はまるっきり未知の世界だったこの私が、昨年の12月より主人のお店の玄関に花を生けるようになり、毎回、花と接しながら、これは生け花のいろはを知る必要があるな…と、このたび一念発起したわけなんですよ~。(汗)

茶道では床の間に茶花を飾りますが、「花は野にあるように」という利休居士の言葉があり、その花が咲いていた状態を感じさせる姿に花を生ける、と言われています。

でもこれは存外、難しいこと。

ただお茶のお稽古をしているだけでは、お花が上手に生けられるわけはなく、物を見る確かな目があってこそ、成し遂げられることなので、茶道と華道はやはり大きなつながりのある世界だったのですねぇ~。

そして今日は初回ということで、新花の色彩盛り花・体用型を教えて頂きました。
使用したお花は、カンガルーポー、アイリス、二ゲラの三種類です。

ちなみに先生は未生流の日本人女性で、生徒さんたちは大半がドイツ人でした。

以前、一度だけ池の坊の先生のクラスに顔を出したことがあるのですが、流派が違うと、生けたあとの仕上がりに、かなり異なった雰囲気が表現されるようですね。

どちらかと言うと、未生流は派手さのないシンプルな生け方。

これは幕臣の家に生まれた創流者・未生斎一甫の華道倫理・「花を生けることにより、儒教、老荘の思想、禅の思想から自己の悟りを開く」を感じさせるものがあります。

うん。なかなか奥が深そうですぞ~ぉ。

来週のお店のお花は、早速、今日の体用型を実践してみなければ…!

そんなわけで、こちらが作品第一号。
もちろん、先生の手直しが入っています。(笑)

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by milkieko_cafe | 2011-05-14 07:58 | あれこれ