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日本人好み


先日のNeumarktのクリスマスマルクトで買ったバームクーヘン。
なんだか、とってもしっとりとしていました。

日本人好み_c0193257_16104085.jpg


ドイツのバームクーヘンはどちらかと言うと、パサッと乾燥した感じものが多いので、皆さんがここのバームクーヘンはおいしい♪と言われる理由に納得です。

Makochannがひと口食べたら、
「あれ? 軽いなぁ。
これはバターだけじゃなく、マーガリンも使っているじゃないかなぁ。」
と言ってました。

先日のシュトレンの食べ比べの時にも、皆さんから頂いた感想の中に

「甘さとしっとり感から選びました」
「生地がしっとりとしている点が一番になったポイントです」
「しっとり感が好みでした」
「どれもしっとりとしていておいしい」
「しっとり系が好きかも…」
「しっとりがポイント高め」

など、「しっとり」という表現がとても多かったのです。

日本人はしっとり系がお好き…♪

そこでHeinemannのマジパン入りシュトレンも、クセのないお味のマジパンが入ることで、香辛料を中和し、生地をしっとりとさせたため、初めてマジパン入りを食べた方にも、問題なく受け入れられたのだと思います。
ほんと、私もおいしいと感じましたし、日本のお土産に持参してもだいじょうぶだと確信しましたもの。

私のお師匠さんの会社では、毎年、お菓子職人のマイスターが、その年によって違うレシピを使い、社員さんのためのクリスマスプレゼントとして、シュトレンを作るのだそうですが、今年は材料にマーガリンを多く使ったとのこと。
やはり軽めの仕上がりになっていて、食べやすくおいしかったのだそうです。

ドイツも今後は少しずつ、食感に改良が加えられてくるかも知れませんね。



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by milkieko_cafe | 2011-12-22 16:26 | あれこれ